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Theの不思議

「日本の大学関連特許データ」を見ていて不思議に思うことがあります。
例えば東京大学
Assignee名が
The University of Tokyoの場合と
University of Tokyoとがあります。
Theがある場合とない場合があるわけです。
Theがある方がないほう方よりも倍くらい件数が多いです。
また、時期的な傾向としては、Theがある方が、1988年以降が主で、Theがない方は、それ以前が主です。
別に、日本の大学に限ったことではないようで、Theがある場合と、ない場合があります。
「The」の話は調査する上ではかわいい問題なんですが、スペルミスは、どきっとします。
例えば、UniversityのnがmになってUmiversityになっていたりってこともありえます。
(ちなみにこの例は検索してみると、いまのところないようですが。。)





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2008.12.08 Mon l LINKs l コメント (0) トラックバック (0) l top
クレーム数解析
 特許マップを作成して特許対策を行い始めると、特許1件あたりのクレーム数が増大します。逆に、特許1件あたりのクレーム数をみると、特許対策の傾向を推定することができます。縦軸がクレーム数。横軸が優先年です。ここで、左上に近い特許ほど、クレーム数が多く、古い特許、すなわち危険な特許と言えます。要注意です。

Stanford         クレーム数46以上は母集団の約5%です。
カリフォルニア大学  クレーム数46以上は母集団の約4%です。
日本の大学関連    クレーム数46以上は母集団の約0.3%です。
   なお、この最後の母集団には、日本の大学、研究所の米国特許、もしくは、日本企業がからんだ海外の大学、研究所の米国特許が含まれています。ちなみにこの0.3%の特許を見てみると、国内メーカーとの共有特許のようです。特許対策は企業側でやったのでしょうか?
 先ほどの、米国大学2校の場合は、このクレーム数が多い特許もほとんどが大学の単一保有のようです。(データをクリックして確認してみてください。)
 もちろん、クレーム数が多ければ必ずしも強いとは限りません。でも、世の中、そんなに基本特許はありません。周辺特許も組み合わせて特許ポートフォリオを完成させて、産業界に提供する。そういう姿勢が見えるような気がします。
並べて比較すると一目瞭然です。
また、最多クレーム数の位置も違っています。米国の大学は日本と比べて2倍から3倍の位置です。

クレーム数比較

なお、このデータは、2002年までに成立したものを見ています。
2003年以降どうなったかは、また、調べてみたいと思います。







2008.12.03 Wed l LINKs l コメント (0) トラックバック (0) l top
カリフォルニア大学米国特許調査

米国特許分類結果         目立つのは、435:化学
その中を見てみると        圧倒的にベクター関係(435/320.1)が多いです。遺伝子操作などに使うものです。
そのリストは             とDNAやたんぱく質関係です。
その中のひとつは         DNA Joining method
Abstract(対訳)は         という具合です。

次に発明者に注目してみます。

活動時期に注目して        テーブルはこちらです。いつごろの仕事かがわかります。
注目発明者              このGG先生は1990年ごろ癌の治療方法などを研究されていたようです。
そのひとつを見ると         連名の発明です。
Abstract(対訳)           カテーテル、コイル、熱がキーワードの治療法のようです。






2008.12.02 Tue l LINKs l コメント (0) トラックバック (0) l top
UNIV_JP_AN  日本の大学、研究所の米国特許、もしくは、日本企業がからんだ海外の大学、研究所の米国特許

INV       研究者に注目
2008.11.30 Sun l LINKs l コメント (0) トラックバック (0) l top
大学 特許シリーズ
MIT筆頭米国分類     やっぱりバイオ(435)、でも光関係(359,372)も目立つ

INV              研究者に注目


2008.11.29 Sat l LINKs l コメント (0) トラックバック (0) l top