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米国特許調査をやってみよう
 
まずは、前回の復習から。
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「米国特許調査から就職する業界を選ぼう!」の説明に近づいてきました。先にお話したように、アイデアの内容をみんなが知ることができるから特許は保護に値します。見方を変えると特許に関する情報は、探偵さんとかを雇って調べる必要はないのです。しかも、考えた人がいいアイデアだと思うものを、審査して登録しているものです。つまらないアイデアや情報をそぎ落とし、ろ過したいい情報だけが、そこにデータベースという形であるのです。これを利用しない手はありません。

 特許調査はこのいい情報を活用しようとするものです。
そして、いい業界、いい企業を見出すこともできるに違いありません。
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 今回のテーマは「米国特許調査をやってみよう!」です。
まずは、米国特許庁のホームページにアクセスしてみてください。
http://www.uspto.gov/
 左側のメニューのPatentsをクリックするとサブメニューが現れるので、そこで、Search Patentsをクリックしてください。
 そうすると、左側にPATFT:Issued Patents 
右側にAppFT:Patent Applicationsというメニューが出てきます。
左側が特許として許可されているもの。右側が特許出願です。
左側のAdvanced Searchをクリックしましょう。
これが一番、使いでがあります。
Query BOXが現れるので、そこに
AN/googleと打ち込んで、Searchボタンを押してみましょう。
そうすると、上の方に、
Searching US Patent Collection...


Results of Search in US Patent Collection db for:
AN/google: 128 patents.
Hits 1 through 50 out of 128
と現れて、下の方に特許の番号と特許の名称がリストアップされて出てきます。
 さて、今、何をしたのでしょうか?
AN/xxxは権利者名にxxxを含む特許を検索するということを意味しています。AssigNeeの略ですね。
そうあの、検索のGOOGLEを検索しちゃったのです。
そうすると、128件の特許があったよ。
そのリストはこうですよってのが表示されたのです。
 なお、件数は、検索する時期によって変わりす。
特許番号をクリックして、色々と覗いてみてください。
 検索ついでに、
AN/yahooをやってみましょう。
そう、検索のヤフーを検索です。

Results of Search in US Patent Collection db for:
AN/yahoo: 158 patents.
Hits 1 through 50 out of 158
と出てきました。

「ほーー。グーグルよりもヤフーの方が特許が多いんだ!」まずは、感動してみてください。
感動は、好奇心の源泉です。好奇心は調査の根っこです

 では、次に、コンピュータの巨人IBMを検索してみましょう!
AN/IBMとして検索すると。
Results of Search in US Patent Collection db for:
AN/IBM: 553 patents.
Hits 1 through 50 out of 553
と出ます。
あ、こんなもん。と思うと引っかかっています。
IBMって会社の略称です。
本名は、
"International Business Machines"と長いです。
で、AN/"International Business Machines"
とやると。

Results of Search in US Patent Collection db for:
AN/"International Business Machines": 52150 patents.
とどーんと増えて、5万件を超えました。
ところで、sをとってみると。
Results of Search in US Patent Collection db for:
AN/"International Business Machine": 169 patents.
とがっくりと減ります。

スペルミスの罠にご注意です。
なにか妙に件数が少なかったりすると、略称やスペルミスを疑ってみてください。
ちなみに、"IBMとは"とぐぐると、正式名称を探せたりします。
 
 ではでは、気になっている企業の名前を入れて色々と楽しんで見てください

 次回は、ISDの使い方を見ていこうと思います。

門 ブログサイトにも載せました。








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2008.12.13 Sat l メルマガ連動企画 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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