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 今回はカーボンナノチューブについて探検します。
カーボンナノチューブとは炭素でできた非常に小さなチューブで、
直径が数ナノメートルから数十ナノメートルです。ナノ領域のホース
思い浮かべていただければいいと思います。このチューブの中に何かを入れたり
チューブの表面に電子を走らせたりと色々な応用が期待されています。



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 ではまず、権利者別分類、優先年ベース集計を見ていきたいと思います。

 始めにNECから見ていきたいと思います。
カーボンナノチューブはNECの飯島さんと言う方が1991年に発見したものだそうです。カーボンナノチューブの製法、加工方法に関する特許が目立ちます。それ以外では、ナノチューブからなるソレノイドや、カーボンナノチューブに異種物質を閉じ込める方法などが目を引きます。

 次にIBMを見ていきます。IBMでは、カーボンナノチューブの構造をどのように応用するかという特許が多いようです。(局所的な)冷却装置や、ディスプレイのためのカソード関係のものがあります。
 
 3Mからは、発光デバイスに関する冷却のための特許が出ています。
 GM(ジェネラルモータース)では、水素貯蔵に関するものがあります。
 HPからは(クロスバー)スイッチ関係が目を引きます。
 モトローラからは、燃料電池関係や電子放射フィルム関係があります。

 次にベンチャー企業や大学関係を見ていきたいと思います。
 アグレシステムという会社からは、カーボンナノチューブフィルムをパターンニングする方法という特許が出ています。また、触感センサーなる特許も出ています。半導体回路基板から、ナノワイヤがにょきにょきと生えているというイメージのようです。その他、ナノスケールコネクタなる特許も出ています。マイクロスケールのデバイスを接続するときに用いるナノスケールのコネクタのようです。

 カリフォルニア工科大学からは、プローブ関係の特許が目を引きます。
 
 ハイペリオンカタリスト社からはコンデンサ関係の特許が多く出されています。特に、いわゆるケミカルコンデンサにナノファイバーを用いるという点が他では見かけないように思います。

 MITからは、ナノワイヤをアレイ上に配置するための特許が出ています。

 ハーバードからは、走査型プローブ顕微鏡のためのプローブチップに関する特許がでています。


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  探検隊長より

全体の印象としては、製造方法が圧倒的に多く、応用特許はまだまだこれから
ではないかと感じました。特に主たる興味である「(従来)半導体との接点」という視点では、
多くの未開拓分野があるのではないかと思われます。
ベンチャーや大学の技術領域にとらわれない自由な発想と行動力に期待したいと思います。
 例:半導体チップにカーボンナノチューブをふりかけのようにかけたら何かで
きないですか???それとも、ニョキニョキ成長させる?




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2008.11.18 Tue l 特許探検隊分室 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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